ハイブリッド車は、本当に経済的なのか?
年間何キロ走れば元が取れるのか?
ハイブリッド車は、一般的に燃費が良く、エネルギー効率が高いため、燃料費の節約につながります。ただし、ハイブリッド車の価格は、ガソリン車よりも高く、初期投資が必要です。
ハイブリッド車の年間走行距離がどの程度かによって、元が取れる期間は異なります。一般的に、ハイブリッド車の初期投資が高くなっても、年間1万キロメートル以上走行する場合には、燃費の良さにより燃料費が節約でき、長期的には元が取れることが多いとされています。
しかし、自動車市場ではハイブリッド車以外にも、燃費が良いディーゼル車や、ガソリン車でも燃費が良い車種もあります。また、ハイブリッド車の価格が高くなっていることを考慮すると、個々の状況に合った自動車選びが重要となります。

人気のトヨタボクシーを参考に見てみましょう!
HYBRID S-Z 2WD(7人乗り)
3,740,000円(税込)
WLTCモード23.0km/L
S-Z 2WD(7人乗り)
S-Z 2WD(7人乗り)
3,390,000円(税込)
WLTCモード15.0km/L
HYBRIDとの差
価格 350,000円 HYBRIDが高い
エコカー減税 30,000円 HYBRIDが減税
WLTCモード8.0km/L 燃費が良
※エコカー減税とは燃費や排ガス性能が優れた自動車に対して、それらの性能に応じて新車の初回車検の際などの自動車重量税※の税率を減免するしくみです。 また、初回車検で免税となる自動車のうち、電気自動車等の極めて燃費水準が高い車は、2回目の車検時の自動車重量税も免除されます。
となると、ざっくり
320,000円の価格差のもとを取るにはを考えてみましょう。
レギュラーガソリンを160円/Lとして考えてみた場合
1万キロ走行時の燃料代の差額は、
HYBRID車の燃料代 69,565円
ガソリン車の燃料代 106,667円
燃料代の差額 37,101円
これを基にすると、9万キロ走行時の燃料代の差額が333,909円となります。
車両購入時の値引差額で基を取る価格差が変わってきますが
どちらを購入するか迷ってる場合に参考になればと思います。
ただし、ガソリン車とハイブリット車では走りの「味」が異なります。
ハイブリット車の方が一般的にモーターの力で出足がスムーズと言われています。
一方ガソリン車のエンジンの回転数に合わせた走りが好きの意見も多くあります。
また、雪道の場合重い車の方が止まりにくいと言われていますので
同じ走行条件であれば、車両重量が重いハイブリッド車の方が制動距離が長くなると思われます。
車の購入は、安い買い物ではありませんので買った後後悔しないように価格だけではなく自分の好みに合ったものを選び購入できるようにしてください。
※車を選ぶときの忘れていけない注意点
車によって任意保険/車両保険が異なります。
人気の車種や盗難が多い車種・事故が多い車種の場合
保険料が高くなりますので購入前に確認してみるのも良いですね!